マルチ商法の撃退法
を思いついたので書く。*1
マルチ商法の勧誘者が、「今、斬新で画期的なビジネスがあります。知り合いを紹介するだけの簡単なお仕事です。スゴイですよ!必ず儲かる!月収100万円以上は確実!加入するなら今しかない!絶対儲かる!手遅れになる前に早く早く!これは最高に素晴らしい商品で、来年は既に爆発的に普及してしまっているから*2来年になって加入してももう遅い!何もしなくて良いんですよ?こんな楽なアルバイトはない!夢は叶う!当然、入会するでしょ?加入するなら商品と代理店権利、合わせて50万円です。もちろんローンOK!」というような誘い文句を言ってきた場合、こう↓切り返しましょう。
「ふーん。そんなに儲かってるんだー。ぢゃあ、50万円貸してよ(無利子で)。その商売で儲かったら返すから。だって絶対に儲かるんでしょ?」と。
その後、
- 勧誘者が無利子でお金を貸してくれなかったら断りましょう。
- お金を貸してくれない、ということは、儲かっていない証拠です。
- 勧誘者がお金を貸してくれたら入会しても良いかもしれません。
マルチ商法は、子(カモ)からお金を集めることで親が儲かる仕組みです。子(カモ)のお金の出所は貯金だろうがローンだろうがどっちでもいいのです。マルチ商法は、販売システム・ピラミッドの頂点に近ければ近いほど儲かる仕組みになっていて、ピラミッドの底辺付近では儲からないどころか損をしてしまいます。*4 *5
「ふーん。そんなに儲かってるんだー。ぢゃあ、50万円貸してよ(無利子で)。その商売で儲かったら返すから。だって絶対に儲かるんでしょ?」と言われた勧誘者は、他人に貸せるだけの金銭的余裕がないこと=自分が儲かっていないことに気づき、マルチ商法の活動を止めるかもしれません。
*1:似たようなことを考えた人は居るかもしれないけど、ググらずに書く。
*2:なぜか確定した未来の話(謎)
*3:これほど借り手に有利な借用書は本来あり得ないけれども;
*4:例えば、1人が2人ずつ勧誘して行ったとすると、2の27乗=134,217,728(約1億3千万人)となり、勧誘ピラミッドの27段目で日本の総人口(約1億2千万人)を超える計算になります。日本ピラミッドの最底辺に居る人たちが儲かるためには、海を越えて外国人を勧誘しなくてはなりません。しかも外国語で!
*5:さらに世界規模で1人が2人ずつ勧誘を繰り返した場合、2の33乗=8,589,934,592(約85億人)となり、ピラミッドの33段目で世界の総人口(約66億人)を超えます。世界ピラミッドの最底辺に居る人たちが儲かるためには、地球を離れて宇宙人を勧誘しなくてはなりません。どうやって?