枕が替わってもヤルこた同じ
電算室長:「はーい、官公庁でがんばっておられる皆さーん♪ 今日からは、公費(税金)で大量導入したこのF社製ノートPCで公務に励んでくださいね。」
ダメ職員:「了解しましたぁー♪」
ダメ職員:(早速、持ち帰ってWinnyをインストールしよう。)
ダメ職員:(もし機密文書が流出しても、悪いのはWinnyだ。 オレぢゃないよ。)
ダメ職員:(これで、えっちな動画やお宝画像をいっぱいダウンロードしまくりですよ♪)
ダメ職員:(映画とか音楽とかも、ね。)
ダメ職員:(いや、悪いのはWinnyですよ? 諸悪の根源は金子勇とかいう技術者でしょ?)
ダメ職員:(オレは悪くない!)
今日も明日も、国家機密・重要データがネットの海を彷徨う。
ハードウェアが代わっても、人間の怠惰と欲望は変わらない。
- 隠れた意図
危険なP2Pソフトを、リスクを覚悟してまで(または、リスクを知らずに)インストールして使おう・使いたい、という人間の意図。 この見えない意図(目的)にこそ問題がある。
しかし、その問題からは目を背け、目に見えて分かりやすいモノを叩くスケープゴート。
そもそも金子さんの逮捕は、京都府警の意趣返しだったのではないか?
Winnyの詳細マニュアルを連載していた雑誌社:ソフトバンクに問題はなかったか?
まあ、古い話だけど。
- Yahoo!でも
輸入ワイン通販「萬屋」、ウィニーで顧客情報流出 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
ヤフー「仮想商店街」の出店企業内部情報が流出 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
Winnyの使い方を積極的に掲載していた雑誌の発行元であるソフトバンク社。
その関連会社(ソフトバンクBB)のYahoo!がWinnyによる流出被害に遭うという皮肉。
これは皮肉。
- と、いうことにしたいのですね?
とにかくWinnyが悪い、開発者が悪い。
と、いうことにしたいのですね?