論理的な反論とケンカ腰の嫌がらせ
今回も「パスワードかけろよ」というシグナルは伝わったようですが「喧嘩を売っている」「嫌がらせをしている」というノイズをまきちらしてしまったみたいですし。
「論理的な反論」と「ケンカ腰の嫌がらせ」は違うものだと思います。
件の「Webサイトのトップページ以外へのブックマーク登録禁止、ブラウザのお気に入りへのブログ登録禁止」の場合だと、「あたしのブログをブックマークしないでください。」というお願いに対する反応として、以下のパターンが考えられます。
- 同意・同情
おともだち:「そうよね、イヤよね。 あたしも勝手にそんなことされたらイヤだと思うの。 その気持ち分かるわ♪ お願いを無視するなんてサイテーよね! 人としてどうかと思う。 ねえ、あたしは(ブログを)ブクマしてもいいよね?」
- 罵倒・罵声
ケンカ番長:「ハア? ブクマ禁止なんてバカぢゃねーの? だったらWebにブログ公開なんてすんぢゃねえよ! オレはこういう『お願い』が嫌いなんだよ、さっさと閉鎖するかPASS制にしな。」
モヒカン族:「そのテのお願いはブックマーカーに対して強制力がないので、パスワード制を導入するなど別の手段を講じるべきです。 そもそも、他人のPCのブラウザへの登録・削除権限はあなたにはないのであって、どのURIを登録するか?という私の判断までコントロールされたくはありません。」
- 糸井重里メソッド
糸井重里系:「そうですか、ブックマークして欲しくないワケですね。 登録するならホームページにして欲しい、と。 では、どうして、ブログではなく、Webサイトのトップページのほうを登録して欲しいのでしょうか? よかったら、その理由をお聞かせください。 もしも、あなたのその理由が、『トップページに設置してあるアクセス・カウンタを回してもらいたいから。』というものだったとしたら、それは単なるワガママだと思うんです。」
- 論理的な反論と、罵倒・罵声は違う。
理にかなった反論・批判と、ケンカ腰の罵倒・嘲笑は、違うものです。
上の例だと、モヒカン族的な指摘とケンカ番長の反応は、その内容(言葉の表現など)が異なります。
ケンカ番長みたいな言葉を投げつけられたなら、「喧嘩を売っている」「嫌がらせをしている」というノイズだと相手に受け取られても仕方ないと思います。
ですが、モヒカン族的な淡々とした指摘は、はたして、ケンカや嫌がらせになるのでしょうか? 私は、「嫌がらせではない」と考えます。
- 指摘を受け取る側にも問題があるのでは?
これは少し話が逸れるかもしれませんが、自分の意見に対して反論されたり指摘されたりすると、まるで自分の人格を全否定されたように大騒ぎする側にも問題があると思います。
要は、批判慣れしていないだけかもしれませんケド、自分が少しばかり批判されたからといって「ケンカだ嫌がらせだ非道いヤツだ」と、相手(=批判した人)を責めたてるのはどうか?と思うんです。
- と、いうことにしたいのですね?
モヒカン族的な指摘・言及の方法は、どんなに感情を抑えて淡々と指摘しても、結局はノイズを撒き散らすだけだから、意味ないよ。
と、いうことにしたいのですね?
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