沈黙のオーディエンス

又三良さんの場合、他のライターの方との交流がないとは思わないのですが、サイトやブログを読むかぎり、交流先が見えない、ということを感じます。
BLOG STATION:書き手と読者について考える

それは私も感じていました。 又三良さんは、ご自分のブログ記事に付いたコメントやBBS内ではコメントレス等にて読者と交流なさってますが、他ブログにて積極的にコメントを残すようなことはあまりされてないと思います。 良い悪いは別として、「待ち」のスタンスを貫くのであれば、我慢強く待つしかないでしょう。

ただし、又三良さんが他のブログ管理人と全く遣り取りしないか?というと、決してそんなことはありません。 昨年の島田紳助さんの暴行事件に関して、フローラン・ダバディさんとトラバを介して意見交換されてましたので。

  • 遣り取りの経緯

FLORENT DABADIE BLOG : (島田)紳助暴行事件…
【彼がすべて悪いわけではない】 | 島田紳助の暴力事件について、又三良の見解は?
FLORENT DABADIE BLOG : matasaburoさんと鴉ブログさんへ返事
【彼がすべて悪いわけではない】 | ダバディーさんへの返事
【彼がすべて悪いわけではない】 | 島田紳助事件、直接関係ないところでバトル勃発、いやあ、面白い時代がやってきたぞう!
【彼がすべて悪いわけではない】 | 油は火に注ぐものさ、と呑気に言ってる場合じゃないでしょ。

  • コメント率を上げたいなら

記事への反応コメントをもらえる確率(=コメント率)を上げたいのなら、他所のブロガーと交流すべきです。 その理由は、自サイトを持っていない純粋な読者さんの発言率(または、自己主張する割合)が総じて低いのに対して、ブログ管理人は Webの文章を書き慣れている*1ので、コメントを残すことに抵抗(or 羞恥心)はないハズだ。と考えるからです。

  • ターゲットは誰ですか?

自分の日記や主張,時評,小説などを Web公開し、何らかの反応が欲しいと思った時、読者層をどう絞るか? 言い換えると、誰に読んで欲しいか? そして、誰からコメントしてもらいたいか? なかなか望み通りに行かないのが管理人の悩みどころだと思います。 恐らく、ブロガー以外の読み手からコメントを得るのは難しいでしょう。
そう考えると、コメント送信に抵抗感のある「読み手」の方々からのコメントを数多く得ているブログは成功している。と言えるかもしれません。


参考:
Simple:沈黙のオーディエンス
不倒城: 「ブログブーム」の特殊性

*1:書き慣れている:読みに徹しているROMの人達に比べたら、ブログ管理人は記事を書いている以上、Web上での表現力が少しはあるだろう。という推測、憶測、経験則。