言葉の雰囲気だけで語る人々

言葉は、言霊(言魂)ともいって、言葉それ自体にチカラがあります。 ですから、そのチカラを利用して言葉の持つイメージや雰囲気だけに頼ってモノを云う人がいます。 難解な語彙を駆使して語っていても、よ〜く聴いてみると全然たいしたコトを言ってなかったり、逆に、平易でありふれた言葉をしゃべっているのに、とても深いモノの本質に迫っていたりします。 難しい事柄について簡単に語ることこそ難しいのです。

彼らは「論理的」という基準にはこだわらない傾向が有ると思います。
モヒカン族 - 「モヒカン族」に関する言及

確かに、本来の意味での「論理的」な基準には興味ないのかもしれません。
おそらく、彼らムラビト達は、「難しそうな言葉」や「偉そうな言い回し」や「理論とか論理とかいう単語」を文中に盛り込んでさえいれば、それでじゅうぶん論理的だと思っているのではないでしょうか? つまり、「論理的で説得力がある。」と信じ込んでいる根拠を彼に聞いてみると、「オレが『論理的』という言葉を使っているからだ!」という摩訶不思議な返答が返ってきて突然、マクー空間が現出するワケです。 その意味不明さに、質問した側は困惑し、魔空空間の時空の狭間から二度と戻ってこれなくなるのです。 フッシギシギシギ、フッシギシギシギ……。