2.とりあえず謝って、場の平安を目指す。

の考えに少し近いかな?と思われるのがこの記事↓

何かを他人から指摘された際には素直に謝るというような行動ができなければ、それはネット上だからという理由で人間性を捨て去ってしまっているということなのではないでしょうか。
優しさ研究所:「人の痛みがわかる国」へ

間違いを指摘されると急に怒り出し、指摘してくれた人を敵視し攻撃を仕掛ける輩がたまにいる。 そうした、自分の間違いを絶対に認めようとしない人達に対して、「もっと冷静になって、反論を素直に受け入れよう。」と訴えかけているのがエントリの主旨と読んだ。 その主張に異論はない。

  • 日本人とネット

日本の文化として、「和を乱すヤツは無粋」や「場の空気が読めないヤツは帰れ」などの感覚が古くから残っていて、その伝統はネットにも受け継がれている。 ネットで楽しくワイワイやってる雰囲気の中に突如、反論者が現れたら、それは、「わざわざ指摘してくれた親切な人」ではなく、「和やかなムードを壊す悪者」でしかないのだ。
ムラビト達の行動は決まっている。 多くの場合、場を乱す悪者を除外するために全力で阻止しようとするだろう。 「指摘を聞き入れよう」とか、「間違いは素直に謝ろう」なんて少しも考えず、とにかく村八分にする。
殺伐とした議論や事務的な言葉の遣り取りが日本人に向かない原因の1つは、調和を愛する日本文化にある。 もちろん、「和を大切にする心」そのものは素晴らしいと思うし、失ってはならない風習だと思う。(念のため)
問題は、何かを他人から指摘された際に、それを「人格否定だ」と受け取ってしまう日本人の気質にあると言えよう。


やっぱり長くなってきた。