オカルトの意味

  • オカルトとは?

オカルトには「アヤシイ」とか「うさんくさい」とか「トンデモ」とかのイメージがあって、その印象は間違っていないんだけど、ここで私の思うオカルトを述べてみる新年の信念。

オカルトとは、目に見えないもの・センサーで計測できないものを追求すること。
または、人間の霊性を探求しようとする態度である。

霊性」とかいうワードを使ってる時点で非常に怪しい雰囲気がありますが、私の中で言葉の選択は合っているので、これで良いです。

  • オカルトと科学の違い

オカルトと対比されるのは自然科学ですが、その違いを食卓に乗せられたカレーに喩えて云うと、

  1. 【科学】カレーの材料を一つ一つ分類し、具材の産地を調べ、お米やジャガイモの温度を測り、細分化して顕微鏡を覗き込み、ライスとカレーの黄金比を計算し、ライスカレーとカレーライスの語源を調べ、人間の味覚を研究し、「どうすれば、誰にでも美味しいカレーを作ることができるのか?」の再現性を確証し、「なぜ、カレーは作られたのか?」の物理法則(または、根拠)を見いだそうとするのが科学的態度。
  2. 【オカルト】テーブルに置かれたカレーから、子供のために美味しいカレーを食べさせてあげよう、という母親の想いを追体験しようとするのがオカルト的態度。

の違いがあると思ってます。



そのテーブルにどうしてカレーライスが置いてあるのか?
は、カレーライスをいくら調べても分かりません。

の部分に同意。 同意しますが、回答者:welovekobeさんが胡散臭い人物に思えるのはなんでだろう?

  • オカルト=隠されたもの


なぜ「隠された」のか?
それは、隠さないと、正統キリスト教会から、容赦のない執拗極まる迫害を受けたからである。

中世ヨーロッパにおいて、正統キリスト教会に相反する言説活動を行うと、たちまち「異端」の烙印を押され、捕まって非道い拷問を受けたり、魔女狩りに遭って収容されたりしたので、正統キリスト教会の信者達に見つからないよう、正統派の人々には分からないよう、巧妙に細工を施し、同じ思想を持つ仲間や後世の人たちへ伝え残そうとして「隠されたもの」がオカルトである、という説。

正統派は、それが正統であるがゆえに暴力的なものなのです。
オカルトは、それが隠匿であるがために隔世的なものなのです。