真夜中に爪を切る

爪が伸びてきて、このままだとキーボードを叩く指先に違和感が出そうなので切ろうと思う。*1 が、今は夜。 切るのは明日にしようか。

生きるとは何か?をボンヤリと考える。

  • 生きるとは、爪が伸びること。

身体は生きようとしている。 肉体の諸器官は生きるために活動している。 それは無意識に動いている。 自然の営みを感じる、生きていることを伝えるハートビート。

爪を切って、爪先をヤスリがけして整えた後、石鹸で手を洗っている時の匂いは、床屋さんの店内の匂いに似ている。

生きるとは、ネコに引っかかれた切り傷が治ること。 かさぶたが取れて新しい皮膚が再生すること。

  • 不完全な精神

生きようとしている肉体に対し、死について考えたり、時に本気で死のうと思ったりするのが人間の精神。 そして、本当に死んでしまう悲しい自殺。
いつでも止められるのが支配だと言うのなら、精神に命の支配権を持たせるのは危険だと思う。 それでも、命の支配権(自殺)を持たされている人間存在の意味。
いじめや過労、貧困などで抑うつ状態になり、生きる気力をなくして体調が悪くなるのは、精神と肉体が関連しているから。 精神の状態が肉体に影響を及ぼすストレス。 うつ病死に至る病
また、カラダに悪いと知りながら喫煙したり暴飲暴食を繰り返したりして病気になってしまうのは、自制できない精神のため。 欲望に負けた心が肉体を破壊する。
完璧と言える肉体の機能に比べ、不完全な精神を持つ人間のアンバランス。 精密な肉体と不確定な精神とのくじびきアンバランス

  • 仕事しない男は無価値

最近の私は具合が悪くて、仕事のスケジュールに遅れを生じさせてしまい、社長にも迷惑をかけたので「もう迷惑はかけられない」と思い、仕事せずに休んでいる。 遅れを取り戻すために無理したけど、「これ以上ムリしたら自分が壊れる」とも思ったから。 いや、既に壊れていたのかもしれない。
で、仕事もせずに部屋で横になっている(朝、目が覚めると胸が苦しくて動悸がするので午前中は寝ている。夕方近くになると少し動ける)と、収入のない不安や健康問題、仕事してない罪悪感に押しつぶされそうになって余計に苦しくなる。
仕事をしていない男(自分)に価値はない。 私に価値はない。 価値がないのなら死んだほうが良いのではないか? ぼんやりとした不安によって35歳で自殺した芥川龍之介。 ぼんやりとした不安って何だろう、希死念慮
もしも私が死んだら、お墓は要りません。 念仏なんて唱えなくても成仏できるから。 遺灰は海にまいてください。 私の身体は地球にお返しします。
このまま生きていて意味あるのかな。 人生に意味はあるのか、ないのか。 何も考えなかったら気楽に生きていける? 考えすぎたら発狂するんだよ!
お酒を飲んで酔っぱらってしまえば、その時だけはラクになれる。 今夜も独り飲む。
しょんぼり、しょんぼり。

  • 約束破り

友人に手紙を送ると言って、まだ書いてない。 待たせてごめんなさい。
社長に今後どうするか連絡していない。 答えを決めることができない。
たぶん私は仕事をすれば良いと思うよ。 思うばかりで動けないけれど。

  • 孤島の鬼

遊ぶばかりで働かず 君もそのうち乱れていく
から笑う 孤島の鬼
筋肉少女帯

*1:爪と打鍵:実際にはまだ打てる長さ。 まさに今、打っている。