VMware PlayerへのFedora Core 5インストール・メモ

VMware Playerを使う機会があったので、Fedora Core 5インストール時の注意点などを書き留めておきます。

VMware PlayerのインストールとFedora Core 5のisoイメージ焼き焼き作業は省略します。

  • Browser-Appliance.vmxの設定

ダウンロードした Browser-Appliance-1.0.0.zip を 任意の場所に展開し(Windowsだと、マイ・ドキュメントのMy Virtual Machinesの下がデフォルト)、Browser-Appliance.vmx をエディタ等で開く。

まず、
光学ドライブの設定。
FedoraCore5のisoイメージを焼いたCD-R(またはDVD-R)からインストールするための設定です。

#ide1:0.fileName = "ubuntu-5.10-install-i386.iso"
#ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
#ide1:0.startConnected = "FALSE"

上記の部分をコメントアウトし、下記の行を追加する。

ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.startConnected = "TRUE"

変更箇所の説明。

  1. ide1:0.fileName = "auto detect" ← 光学ドライブ自動検出
  2. ide1:0.deviceType = "cdrom-raw" ← 装置種別をCD-ROMに設定
  3. ide1:0.startConnected = "TRUE" ← 仮想マシン起動時にCD-ROMドライブに接続

私は「ide1:0.startConnected = "TRUE"」の設定をしてなかったために、何度ゲストOS(仮想マシン)を再起動してもCD-RW内のFedora Core 5 disc#1を読み込んでくれない、という現象にハマってしまい、かなりの時間を費やしたのであった眠かった。

次に、
仮想イーサネット(ネットワーク・デバイス)の設定。

#ethernet0.virtualDev = "vmxnet"

上記の行をコメントアウトする。
これはインストール後でも可能だけど、それだと、Fedora Core 5インストール中にネットワーク設定のウィザード画面が出てこなくなるので注意。
後で行う場合、Fedore Core 5のメニュー「デスクトップ」→「管理」→「ネットワーク」を選択して(rootパスワードの入力が必要)、設定すること。 でも、最初にやっておいたほうが楽ではある。
ちなみに、私はゲストOSのネットワーク設定を「ブリッジ」にしてIPアドレスを割り当ててます。

最後に、
注意点として、VMware Playerの仮想マシン(ゲストOS=Browser Appliance)起動時に、ブート・デバイスの優先順位をHDDからCD-ROMに変更するため「F2」ボタンを押して、仮想マシンBIOS設定画面を開く必要があるんだけど、この「F2」キー押下をなかなか認識してくれなくて、何度もUbuntu(ウブントゥ)の起動を眺めることになるのがイラッとする苦労する点ですかね。

それともう1つ。 ゲストOSは時々、突然「起動しなくなる」ことがあるので、インストールが終わって初期設定が一通り済んだら、(ゲストOSを)シャットダウンして、Browser-Applianceをディレクトリごとバックアップしておくと良いでしょう。 で、LZH等で固めておく。 これで、もし急におかしくなったとしても、何度でも初期状態に戻すことができます。

以上です。


  • 追記(2007/08/23 11:52)

ほとんど同じ内容の記事が既にありました。

cloned.log - VMwareでFedora Core 5

私の記事、意味なし。 orz
↑インストール作業をしていた当時、検索方法(キーワード)が悪かった。 Google先生への質問の仕方が間違っていたんですね。 それで上の記事を見つけられずに(無駄な)苦労をしたのかー。

Fedora Core 4 on VMware Player | blog - Stop maintaining the status quo

↑そっか。 isoイメージから直接インストールする場合、DVD版で良いんだ。 ディスクに焼くには、CD版だと5枚必要だけど、DVD版は1枚でいいからね。 DVD版isoファイルからインストールするなら、焼く必要がないワケか。 上の記事を見て気づいたよ。 気づくのが遅すぎる私。