常駐のこと
客先常駐あるある
- 会議用の長机とパイプ椅子でお尻が痛くなる。
- 作業スペースが狭く、隣の人との距離が近い。
- 平日、朝9時から夜10時まで拘束される。
- 夜12時まで拘束されることもある。
- さらに土日祝日も出てくれと言われる。
- 入退室カードが人数分配布されない。
- 入退室用の磁気カードが配布されなかった場合に何が起きるかと言うと、他人の入退室カードを使ったり、ドアをノックすると中の人が開けてくれたりするので、セキュリティの意味がなくなる。
- 徐々に増員があり、もともと高い人口密度がより高くなる。
- 座席が用意されるのは、増員メンバーが現場に到着してから。
以上、システム開発で客先に常駐する技術者にありがちなこと。
大手SIerの業務システム開発で、特に客先常駐の案件は現場の労働環境が悪い印象がある。
上述のあるあるに補足すると、
3.「平日、朝9時から夜10時まで拘束される」のは、納期1週間前のラストスパートだからではなく、UI設計やDB設計などの基本設計工程、つまり比較的早い段階のフェーズでも定時=夜10時が常態化している。
5.「入退室カードが人数分配布されない」について一例を挙げると、3名増員したのに1枚しか入退室カードが配布されないことが事実ある。それは配属されてきた技術者を人間として扱っていない証拠だと私は考えている。客先常駐は、技術者を使い捨てにする現代の奴隷制度なのだろう。
参考
常にデスマーチの現場だと、勉強時間が削られるので、残業が無い会社で働ければ理想です。(デスマーチ現場が多かったですが、勉強出来ないというわけではないです。)私は疲れて帰ってシャワー浴びてビール飲んで寝るだけです。
何かを作るってなった時に頭数を揃えようとするんですよ。人数×作業日数で見積もりを作るんで。そうすると、仕事ができない、というと語弊があるかもしれませんが、その現場に向いてない人までチームに入ることになっちゃって、そうなると今度は仕事ができる人がそのできない人のケアをするハメになるんですね。それでどんどん全体がブラック化していくそして、仕事ができる人はブラックなデスマーチ状態に嫌気がさしてプロジェクトや所属会社から離れていって、残るのは技術力よりも体力のほうが高い人たち、という悪循環に。
ちゃんとした席も一部にはあるのだが、与えられた席はおそらく増員に対応できなくて折り畳み用のテーブルにパイプ椅子という長時間作業するにはなかなかしんどい環境であった。パイプ椅子はイヤだなーと思って周りを見ると、リーダークラスの人たちもパイプ椅子に座っていて驚いたことがあります。