ホントは敵ぢゃないんだけど
このエントリ↑の中で、クルマと歩行者を敵と味方に分けて書いたのだけれど、クルマと歩行者は本来、敵−味方の関係ぢゃないハズだと思っている。 敵対関係にあってはならないものだ。
- 本当の敵
では、何が本当の敵なのか?というならば、それは、ドライバーの意識の中にある、「歩行者をないがしろにする心」と「信号のない横断歩道で止まろうとしない怠惰」だと思う。
自動車教習所で習った交通法規、路上試験をパスし筆記試験に合格した直後まで持っていたであろう「歩行者優先の意識」を、いつの間にか捨ててしまったこと――それが本当の敵なのだろう。
その敵をやっつけて欲しいけれど、多くのドライバーは自分の心の奥底にあるその敵の存在にすら気づいていない。 意識の下に押しやって忘れてしまったからなのかもしれない。
「みんな止まらないから」
付和雷同、右に倣えが大好きな国民性がよく出ている現象だなと思う。