hygienicさんにお返事
id:hygienicもご存知かと思いますが、川岸健治被告は「死刑が怖いから」という理由で自首して来て、名古屋地裁で無期懲役となり死刑を免れたワケです。自首による減刑は司法取引みたいなものですから、今後の再審でも川岸被告に死刑判決が下ることは無いと思います。
やはり、ここは必殺仕事人の出番ですかね?
- takoponsのブックマーク・コメントの説明
え〜!? なんでなんで!? 遺伝子近いから!?
takopons [バケツでウラン], [生き死に], [社会科の時間] 死刑よりも重い刑罰を開発したほうが良いと思う。例えば、犯人の両親や子供まで一緒に死刑にしてしまう、とか。 2009/03/19たぶんココまで壊れちゃってる人間は自分以外はどうでもいいと思ってるから抑制にならないと思うよ(;´Д`)
うん。抑制にはならないでしょうね。
たぶん、川岸健治被告は「自分は悪いことをした」なんて1mmも思ってなくて、ただ「死刑になりたくない」という願いで自首してきたんだと思う。もし、日本に死刑制度が無かったとしたら、川岸被告の自首もなく、事件も解決しなかったかもしれない。
名古屋の闇サイト殺人事件において、死刑制度は事件そのものの抑止にはならなかったけれども、事件解決の糸口(川岸被告が自首した理由)にはなったワケです。
一方、
宅間守や加藤智大のように「俺は死刑になっても構わない」「俺を死刑にしてくれ」「もうどうにでもな〜れ」といった動機で犯行に及ぶ者たちもいて、彼らに対して死刑制度は抑制にならない。逆に抑制どころか、むしろ、死刑制度が重大犯罪を助長している面もあると思う。つまり、永山基準に従って、「4人以上殺せば死刑になるのなら殺ってやろうぢゃねえか!」と考えるバカだって居るでしょ?ってこと。
彼らのような「死刑が怖くない人々」に対して、「そんな目に遭うのなら事件は起こさないでおこう。それなら大人しくしていたほうがマシだ」と思わせるような、そんな極刑――死刑よりも重い刑罰――を開発すると良いのではないか? その一案として連帯責任刑があっても良いのでは?
というのが、今回のブコメの内容です。
他に死刑以上の極刑として考えたのは、「絶対に死ねない刑」です。人類が滅亡しても、地球や宇宙が消滅しても、被告だけは絶対に死ねない、という刑罰。これはイヤでしょう?*1
以上です。