ウソツキのこと
- ホンネとタテマエ
「人の命は大事だ」というのはタテマエだよね?
「人間の生命はとても大切だ」と本気で思っているのなら、
- 飲酒運転
- ケータイで通話しながら片手運転
- 住宅路や駐車場で不必要にアクセルを踏む
- 夕方〜夜、または視界の悪い時に無灯火で走行
- 信号機のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視して通過
したりなんて出来ないよね?
でもきっと、上に挙げたようなことをしている運転手に対して「人の命は大事ですか?」と質問したら、「はい。大事です」って答えるんだろうなー。
嘘つき。
本当は「人の命よりも自分の都合のほうが大事だ。自分が最優先だ」と思っているクセに。
- デザインのこと
もし、道路の設計思想というものが有るとするならば、日本の道路はクルマ優先で設計されていると思う。ドライバー達は道路の設計思想を運転中に感じ取り、「歩行者(人間)よりも自動車のほうが優先されているのだ」とホンネの部分で思っているから、信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者を無視できるんだろうなー。
無視して通過したってペナルティは無いしねえ。いや、本当は罰則があるんだけど、運用上は無いに等しいでしょ。
- 3種類のドライバー
運転手には3種類の人間が居る、と思っていて、例えば「飲酒運転は禁止」と言われて、
- 酒に酔った状態で運転するのは危険だから止めよう、と思う人。
- 法律で禁止されているから止めよう、と思う人。
- 罰則が厳しいから止めよう、と思う人。
の3タイプに分けられると思う。
タテマエぢゃなくホンネの部分で「人の命よりも自分の都合のほうが大事だ。自分が最優先だ」と思っている運転手を踏み留まらせるには(飲酒運転させないためには)、やはり罰則を設けるしかないんだろうなー。
罰則を設けるだけぢゃなく、ちゃんと取り締まって厳しく運用・施行しないとダメなんだよね。有名無実な罰則だと、信号機のない横断歩道のような状態になっちゃうから。
ドライバー全員が1.か2.の考え方で運転してくれたらいいに。理想を言うと、「1.危険だから止めよう」と考えてくれたら良いけどね。