ストリートビュー6(>赤枕十庵さん)

斬新な発想や革新的な機能・サービスは、常識の殻を破って生み出されることがある。しかし、常識の枠から外れた新しいものは、それが「非常識だから」という理由で非難され拒絶されることもある。
これまでに無かった新しいものを見た時、「面白い」と興味を持つか「気持ち悪い」と拒否するかは、ニュータイプとオールドタイプの違いに似ているのかもしれないパラダイムシフト。(オールドタイプが悪いと言ってるワケぢゃないので誤解なきよう)
「技術的に可能だから」と技術者が暴走した時、それを止めることができるのは何か? 政治か、宗教か、倫理か、常識か、経済か、対話か、圧力か。
「世界中の情報をデジタルデータ化する」というGoogleの野望を止めることは果たして可能なのだろうか?



  • 赤枕十庵さんへのお返事

ストリートビュー5 - takoponsの意味 はてなブックマーク



Googleストリートビューは気持ち悪い」というのは疑問の表明なのですか?
Googleストリートビューは気持ち悪い」は疑問の表明ではないですね。感情の表明でした。そういう感情を抱くのはそれほどバカなことかね?と。

赤枕さんが、「俺はバカにされた!」と解釈するのは勝手ですが、私はバカにしてません。あしからず。
「気持ち悪い」という感情自体は否定しませんしバカにもしません。が、感情を前面に出している人とは話ができません。感情論の人は共感を求めていると思うので、感情に対して理屈で反論なり疑問なりを呈したら、さらに反発されちゃうでしょ。その反発もまた感情的なものなので、やはり話はできません。ですが、赤枕さんとの遣り取りは成立していると私は思ってます。



成田空港は必要だけど、そのやり方ってどうよ?ってのと似ています。

成田空港の話は、ストリートビューとどう関連するのですか?




それは誤解です。Googleの中の人たちは高い技術を持った人間です。Googleストリートビューというサービスは人間が作ったものです。相手は人間であって、神ではない。
どう誤解なのかよく分かりませんでした。

赤枕さんの書かれた「Googleが神の如し絶対基準であって、それを受け入れられない人はくだらない御託を並べていないで、受け入れるしか無いんじゃない?とtakoponsさんは暗に言っているのではないか」という部分が誤解です。私は「Googleが絶対基準」とは思ってないし、「Googleを受け入れるしか無い」とも言ってませんから。「takoponsさんは暗に言っている」との解釈は誤解です。ただ、「そんなにイヤならGoogle社に直接、意見表明すればいいに。精一杯、抵抗すればいいに」とは思ってます。(Google抵抗運動の一環としてのtakopons叩きもアリでしょう。ただし、takoponsを叩き潰してもGoogleにとっては痛くもかゆくもないですけどね)



サービスの完成度の話ではないし、黒船や国境の話でもない。

私は「サービスの完成度の話」をしたつもりはありません。




赤枕さんは、「赤枕ってヤツは気持ち悪い。赤枕の言ってることはキモイ」と表明している相手と協力し合っていい関係を作ることができますか?
さあ、どうでしょう。一般的には難しいんじゃないですかね。

一般論ではなく、赤枕さんご自身が、「赤枕ってヤツは気持ち悪い。赤枕の言ってることはキモイ」と表明している相手と協力し合っていい関係を作ることができますか?とお伺いしています。



でも、必要であれば努力はするし、歩み寄りますよ。

必要ないと判断したら無視する、ということですか? これは赤枕さん個人としての回答で結構です。個人も企業も国家も、必要であれば努力して歩み寄るだろうと私は思います。大事なのは、相手との関係修復に必要性を見出すかどうか?でしょう。



たぶん、Googleはユーザーを顧客としてみていないんでしょうね。彼らにとっては広告のスポンサーが収入源であり顧客ですものね。

広告を見るのはネットユーザーなので、ユーザを無視するようなことはしないと思います。ネット利用者を無視していないからこそ、削除のためのインターフェースが用意されているのでは?
で、今回のストリートビューの件は、公道から撮る分には法的に問題ないと判断し、Googleカーという名のクローラを走らせてローラー作戦を実施したGoogle側と、住民から許可を得ず勝手に撮影しやがって!プライバシー侵害だ!犯罪助長だ!プンスカ!と怒った住民側との意識のギャップが大きくて溝を深めちゃった、という問題なのだろうと思います。たぶん。



ユーザーにはサービスを「提供してやってる」んでしょうね。そういう彼らのスタンスというか態度が気持ち悪いんです。

Googleがネットユーザに対してサービスを「提供してやってる」という大きな態度でいるとは私は感じません。便利に使わせてもらっている、という感覚のほうが強いです。(takoponsはGoogleの恐怖をもっと感じるべきだ、とのご意見があればどうぞ)

ネットユーザがGoogleに直接、利用料を払ってるワケぢゃないですから。ググるのはタダでしょ? 無料で使わせてもらっているにも関わらず、提供者(Google)が「提供してやってる」という態度で居ると(主観的に)感じて、その態度が気に入らないって何なの?と思います。(感情や主観・憶測の表明自体は否定しません)
んー、ぢゃあどうします? 「Google気持ち悪い」「グーグルはキモイ」「NO! Google」「Googleは日本から出て行け!」「ググるな危険」といったプラカードを掲げてデモ行進しますか? Google不買運動でもしますか? Googleのデータをぶっ壊しますか? Googleのシステムを破壊しますか? 街宣車を張り付けますか? Google社員を拉致しますか?(←極端に書いてます) 「なんだかよくわからないけどキモイ」「Googleの態度が気持ち悪い」「とにかくキモイ」と言ってるだけぢゃ解決しないと思いますよ?

もし、赤枕さんが、「俺はGoogleに対してココ(takoponsの意味)で『気持ち悪い』と言うことで自分の不快感を解消しているのだ」と言うのなら、私には赤枕さんの不満を解消することはできません。残念ながら。ずっと「キモイキモイ」言い続けていればよろしい。

とりあえず、赤枕さんが、「サービスを提供してやってる、と言っている(ように見える)Googleの態度が気持ち悪い」と感じておられることは分かりました。
ところで赤枕さんは今後、気持ち悪いGoogleのサービスなど一切使わないのですか? それとも、気持ち悪いけど便利なサービスもあるので(ストリートビュー以外の)Googleは使うのでしょうか?