DVDのこと

DVDを観た感想。

  • 攻殻S.A.C.「SSS」(アニメ)

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
前作「攻殻S.A.C. 2nd GIG」の難事件から2年経ち、少佐が失踪して後任のリーダーとなったトグサ(声:山寺宏一)が頑張ってる。けれど、やっぱり主役はタチコマだよねー、というお話。
観る順番は、「攻殻S.A.C.(全26話)」→「2nd GIG(全26話)」→「SSS」。
現在、Yahoo!動画にて攻殻S.A.C.の1〜3話を無料配信中だが、帯域が狭いのか転送速度が追いつかなくて(重すぎて)見られたもんぢゃない。低画質(384kbps)でなら見られる。(ブラウザはIE指定)
Yahoo!動画 - アニメ - 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX

新海誠監督の連作短編集。
第二話「コスモナウト」が良い。難点を挙げるなら、主人公:遠野貴樹と第二話のヒロイン:澄田花苗の顔が似ていること。種子島のロケット打ち上げを二人で見上げるシーンは、どっちがどっちか分からなかった。(よく見ると違う)

  • 茄子 スーツケースの渡り鳥(アニメ)

「茄子 アンダルシアの夏」の続編。
主人公:ぺぺ(声:大泉洋)、アメデオ(声:藤村忠寿)、メカ(声:嬉野雅道)という声優陣から分かる通り、水曜どうでしょう好きなら観たほうが良い作品。機内移動シーンのアメデオの喰いっぷりは魔神=藤村Dであり、レース開始前のチーム挨拶でのぺぺのかけ声、あの腕の振り方は大泉洋である。
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[MAD] 茄子×水曜どうでしょう‐ニコニコ動画(夏) はてなブックマーク
他にも、ジャン・ルイージ・チョッチ(声:山寺宏一)、マルコ・ロンダニーニ(声:大塚明夫)と、攻殻のトグサ&バトーのコンビも出演してる。
ロードレース好きな方も是非。この前、BS1ジャパンカップのダイジェストを放送していて、観てて面白かった。

安藤政信×鈴木京香の映画版。
私は、オダギリジョー×鶴田真由のテレビ版のほうが好き。テレビ版は、主人公:里見健一を取り巻く医師や看護師・患者たちとの交流が丁寧に描かれていて(全10話あるから当然か)、神田うののセリフ棒読みが気になった点を除いて、良いコメディ・ドラマだった。
映画版も良い。が、先に映画版を観ておけば良かったなあ、と後悔。実際、映画のほうが先に公開されているのであった。(テレビ版を先に観てしまった私。原作は読んでない。)

  • 笑う超人(落語)

家元:立川談志師匠と爆笑問題太田光の対談。
常識と非常識の間には見えない線があって、常識の範囲は狭い。この常識の線を越えて非常識の領域に入って行こうとするのが芸能と芸術。その芸能と芸術の間にも見えない線があって、太田光は「師匠には線を越えて芸術のほうへ行って欲しくない。こっち(芸能)側にいて欲しい」と言う。一方、家元は「俺の後を継げるのは太田しかいない」と願いを託そうとする。二人の、というより、太田光のもどかしさがなんとなく伝わってくる対談。
収録されている演目は三席。「黄金餅」「らくだ」「鼠穴」。
「鼠穴」で家元が、「ダウン症の子を持つ親の、親と子のつながりの強さは計り知れない」というようなことを語っていて、その強さの源泉は常識の外側から来るものだと言いたいんだろうな、と私は解釈した。