変化のこと

人を変えるということ - メモ はてなブックマーク



でも、「人を変えたい」と思ってblogは書かないなぁ。リアルの人間関係で、ねばり強く相手と話して、私も譲り相手も譲り、少しずつ変化することはあります。でも、自分を変えることでも大変なのに、人を変えることなんて相手が「聞く耳を持ってくれていて」も、かなりコストがかかります。まして、blogで記事一つ書いてどれほどの人を変えられるでしょうか?
私もそう思っていたのですよ!だからここまでは「賛同」意見なんですけど、以後は違います。

「私もそう思っていた」の「そう」が何を指しているのか? 文脈から解釈すると、人を変えることは大変難しい、と読みました。つまり、aozora21さんは「私も人を変えることは大変難しいと思っていた」のですね?
もし、「そう」の指示語の指す内容の解釈が間違っていたらご指摘ください。(指示語って、意外と気を遣うものなんですよ。)

もし、aozora21さんが、「人を変えることは大変難しいと思っていた」のだとすると、先月のはてなブックマーク・コメントとの矛盾が生じてしまいます。


id:kanimaster語録 - takoponsの意味 はてなブックマーク


なんか古い情報が…人は変わるものではないでしょうか…

aozora21さん、人は変わるものなのですか? それとも、変わらない(変わり難い)ものなのですか?

という軽いツッコミは以上。


↓ここからは賛同です↓


それで、ひとつ気づいたことがあるんですが、誰かに向かって自分の意見を強固に主張する行為は、一見他者の意見を聞き入れない頑固さを感じますが逆なのではないかと。

自分が誰かの意見によって「変わる」可能性を持っているから、他者にもそれを要求するのではないか…。

反対意見を主張しないのは、自分が誰かの意見によって「変わる」可能性を持っていないか、持ちたくないゆえではないのか…。それは「根拠のない自信」ゆえではないのか…*1

自分が「変わることもある」のを知っているからこそ、相手にもその可能性を期待するのではないか、そう思いました。

同意します。
他人の意見を参考にして取り込むことのできる自分を知っている(他人→自分)からこそ、他人も同じように自分の意見を取り入れてくれる(他人←自分)のではないだろうか?という意識が反論者の根底に流れていると思います。
逆に、自分と考えの異なる他人の意見に触れても何も反応しないのは、自分が変わるつもりがないからでしょう。これが酷くなると、自分と意見の違う耳障りな他人の声を殺そうとする者が出てきます。なかったことにするのです。
ただし、耳を貸す必要のない雑音(ノイズ)というのはあるし、自分が変わるつもりはなくて一方的に発せられる電波(デンパ)もあります。



でも、自分を変えるのも、変わるのもとても勇気がいる、怖いことです。

AntiSepticさんがボロクソに相手を罵倒するのは、相手を貶しているのではなく(いや彼は神様ではないのでそれもあるかも知れないけどw)、その高い城壁、自分を守りたいというマイナスのプライドをぶち壊すのが目的なのではないかと思ったのですが、違うでしょうか。

これは憶測ですが、id:AntiSepticは、ちっぽけなプライドという相手の砂の城を叩き壊して、もう一度、基礎からやり直して型枠にコンクリートを流し込むように土台を築いて(気づいて)欲しいんぢゃないかなーと思います。
でもたぶん、id:AntiSepticは、「俺はバカに対してバカと言ってるだけだ。あとのことは知らん」と言うハズです。言ってくれ。



根拠のない自信によって自分自身で高い城壁を築いてしまっていることに、なかなか気づけない自分、それが『世界にひとつだけの花』病だと、おっしゃっているのだと理解しました。

根拠のない自信とは、それがあるか否かではなく、他者の意見に耳を貸そうとしない態度そのものであり、それが実行されるために、他者に意見をしないことが担保となる…それでは何も変わらないじゃないか、変わらなくていいのなら文句ばっかり言ってないで黙っていろよ、ということだと理解しました。

まだ少し違うかもしれませんが。

んー、チョッチ順番が違うような。
他者の意見に耳を貸そうとしない態度、その態度の支柱となる「根拠のない自信」を植え付けているのが、「世界にひとつだけの花」の歌詞だと私は思います。「自分は特別なオンリーワンなのだ」って、根拠はないけど、自信を与えることだけはできそうだから。
で、「根拠は何?」と訊くと、質問をはぐらかそうとするか、質問者を無視するか・拒絶するか・抹殺するか、のいずれかとなるのです。自分を守るために。


今回、aozora21さんがちょっぴり変わりはじめたのかな? もしかして? id:AntiSepticによる消毒が少しずつ効いてきたのかな? と思ったので記事上げした次第です。