ちょっと意外だった、赤枕さんのWeb失踪
他人の不幸は蜜の味: 赤枕十庵失踪事件(過去ログ消す罪と、ブログを書く意味)
- はじめに
まず初めに、理屈について言いたいことを書いておきます。なお、理屈が嫌いな方は読まなくていいです。感情の赴くまま気の向くままに動いてくださって結構。(さようなら)
- id:lstyさんの記事より引用
ただコリクツっていうのは人間を動かさないんですよ。例えばさ、コリクツ好きの人間自身が、コリクツで説得されて生き方を変えた事例なんてものをですね、目にしたことがありますか?私は見たこと無いです。
〜 中略 〜
「実効性のある対話」と「理屈好きの議論」というのは、似ているように見えて全く、全く違う。もっといえば「人を動かす話」と「筋の通った話」というのも、微妙に違うものだと思います。少なくともイコールではない。
〜 中略 〜
※一応断っておきますが、私は「コリクツ好き」に好意は持っていませんが、存在を否定するつもりもありません。
- コリクツのススメ
「コリクツっていうのは人間を動かさないんですよ」とおっしゃるlstyさんの説に乗っかって話を進めます。
コリクツは人を動かさない。では、人を動かすのは何か?と言うと、それは感情だと思います。
- 感情=人を動かす
- 理屈=人を動かさない
人間の持つ感情のエネルギーはすごいもので、プラスに作用すれば偉業を成し遂げることができるでしょう。しかし、感情がマイナスに作用したら、デマ情報によって取り付け騒ぎとなった豊川信用金庫事件(不安感)や、チェーンメールによって問い合わせの電話が殺到した日赤の輸血騒動(迷惑な善意)、孤独な男が人生に疲れ自暴自棄となった秋葉原通り魔事件(絶望感)などが起きたりするワケです。*1
人は感情によって行動しがち。だからこそ、安易に感情に訴えかけて人を動かそうとするのは危険なのです。
- 時に暴走しがちな人間の感情にブレーキをかけるのは何か? それは理性です。
- 飼い慣らすべき人間の感情をコントロールするのは、理性であり理屈なのです。
だから、人を動かさない=人を立ち止まらせる効果のある理屈は必要であり、人に何かを考えさせる効力のあるコリクツなら述べて良いのです。
コリクツは人間を動かさない。うん。結構なことです。
動くこと=善で、動かないこと=悪、という価値観だけが全てぢゃないですから。
- メール送信のススメ
メールアドレスは知っているが、webからいなくなった人間にいきなりメールを送るのは取ってつけたようで気持ち悪いので、まだ送ってはいない。
取ってつけたようでも何でもいいから、メアドをご存知ならメールを送ったほうが良いと思います。コリクツを言って格好つけてる場合ぢゃないですよ。(すでに送られていたらすみません。)
まだ書きたいことはあるんだけど、とりあえず言いたいことは言ったのでUPします。
(続く、かどうかは未定)
*1:感情のマイナス面:例に挙げた3つの事件がそれぞれ、冷静な人物からの指摘=理性によって暴走を止められただろうか?と問われると、止めるのは無理だったろうなーと思う。感情と理性の力関係は未だ「感情>理性」なので、激しい情動を止めることは理性には難しいから。しかし、感情に任せているだけでは動物と同じではないか? 人間らしい理性を見せてくれよ。