モラル低下と昔ばなし
日本むかし話をフィーチャーしたACのCMが無くなった結果、子どもは人を殺し、親を殺し、自殺をするようになってしまったのです。モラルの低下の原因がここにあるのです。
先日、NHKのクローズアップ現代で日本人のモラル低下を伝える回がありました。
- ETCのバーを破壊して強引に突破する高速車
- 図書館で借りた本への書き込み
- 同じく、図書館で借りた雑誌の表紙を切り抜く人
- 学校の給食費を何ヶ月も払わない親達(貧困がその理由ではない。 給食費を払えない理由が「新車購入」や「大型家電を買ったから」では通用しないだろ?)
- コンビニや道の駅のゴミ箱に捨てられる大量の家庭ゴミ
などなど。
このモラル低下と、まんが日本昔ばなしが放送されなかった約11年間(1994年10月〜2005年10月)*1との間には何らかの因果関係があるのではないか?と私は考えています。
民話や神話が語られなくなり、神が死んで「怖いもの」がなくなった現代、蔓延しているのが利己主義。 存在していたハズの規範が打ち壊された結果、「なーんだ、悪いことをしても何にもバチなんて当たらないぢゃないか」とカンチガイした人達が好き勝手なことをしているのが現状なのではないかと思います。
死んでキリストに会う、とか、死んだら閻魔大王の謁見を受けるとか舌を抜かれるとかいうのは、おとぎ話の世界だから関係ないと思っている人達は、死んでから後悔してももう遅いと思うのだが。
まんが日本昔ばなしの放送が再開されたのは良いこと。
お母さんは、子供たちに神話や童話、昔ばなしを読み聞かせてあげてください。 大事なこと・大切なことは目に見えない、ということを伝えてあげてください。
未来の子供たちのために。
- 参考
「クローズアップ現代 NHK」のクチコミ(口コミ) | 話題の.jp
サンタクロースって本当にいるの? | 株式投資のエンターテイメント|株/新選組
*1:一部の地域では再放送されていた模様。