続:自責と他責
何か問題が発生した際に、人が取りうる態度として2つのタイプがある。
- まず初めに、自分の中に原因を探るタイプ。
- 自分以外にその原因を求めようとするタイプ。
もし、最初に探った原因が見つからなかった場合、または、いったん見つかったと思った原因が間違っていた場合、通常は、次のアクションとしてそれ以外の場所に原因を見出そうとする。
つまり、
- 自分の中になかったら、自分以外にその原因を探り始める。
- 他に見当たらなかったら、自分の中に原因を探し始める。
普通は、ここまでの過程で原因が見つかって問題解決の道を辿るハズなのだが、稀に、そうではないケースに至る場合がある。
それは、
- 必ず自分に原因があるとして自己追及を止めないタイプ。
- 絶対に他者もしくは、他所に原因があるとして攻撃を始めるタイプ。
- 善と悪
前者の自己追及型が発展した場合、例えば、異国の地で空爆によって幼い子供達が犠牲になったというニュースを見ただけでも「自分のせいだ」と考えるようになってしまう。 「自分のせいで何の罪もない他国の子供達が犠牲になったのだ」という憂鬱な気分が2週間以上続いたら、それは、もはや病気なので医師の診療を受けたほうが良いと思われる。
後者の他者攻撃型は、自分の非を絶対に認めようとしない困ったちゃんなので、なるべく遠ざけて付き合わないようにすべきだろう。 しかし、このタイプは自分が孤立した原因さえも他者に求めようとするので厄介ではある。 なにしろ内省することがないのだから。
自己追及型の傾向と他者攻撃型の傾向、どちらも自分の中にあるのだろうと思う。 人によって表面化する度合が違うだけで、それはあると思う。
以上、自責と他責、善と悪について思ったこと。
でも今、かなり酔ってるので、おかしなことを書いてる気がする真夜中の更新。
大丈夫よ。と天使がささやき、デタラメを書くな!と悪魔が凄む。
控え目な天使と横暴な悪魔、天使と悪魔が登場したらもうダメだ。 寝よう。
- 参考
明けぬ夜の夢 嫌なことを「嫌だ」と言うこと
カウンセリングサービス■心理学講座「いい人の心理〜いい子ちゃん、いい人ってしんどいの?〜」
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