作家とブロガーは違うけど



――世の中には二種類のブロガーがいる。『書きたいもの、あるいは書かなければならないものがあってブロガーになった人』と『ブロガーになりたくてブロガーになった人』だ。
私は完全に前者。「ブロガーになりたくて……」の意味が分からない(笑)。

私も分かりません。(笑)

ですが、私の友人Nさんのように「ブログを始めてみたいんだけど、何を書いていいのか分からないんだ」という、主張したいことは特にないけどブログをやってみたい。と思わせる魅力がブログにはあるのかもしれません。

「ブロガーになりたくてブロガーになった人」は、少なからずいると思うし、そういう始め方もアリだと思います。

【本について】

  • 書籍という媒体

自分の書いた文章が「本」というカタチで書店に並ぶ。 これは純粋に嬉しいことだと思う。 自分の本が、文教堂青山ブックセンターに新宿紀伊国屋に並び、やがては神田神保町の古書街に並ぶかもしれない。 図書館に蔵書され、貸し出しカードに記録されるかもしれない。

これは、本好きにとっては魅力であり夢でしょう。


多少なりとも表現欲がある人ならば、自分の著書が世に出ることは究極の夢かもしれない。「自分史」ブーム、ブログの流行も影響してか、お金を出してでも自分の本を作りたいという自費出版の世界は今、急速に拡大している。しかし、出版社側は著者のその熱い思いをどれほど受け止めているのだろうか。ある自費出版専門会社の倒産劇から、実態を探った。 (大村歩)

自費出版なら自称「作家」になれる。 数百万円支払えば、あなたも「作家」になれますよ? 作家の権威をカネで買う、ということなのかな。

自費出版する方(かた)が皆、作家の権威が欲しくて高額出費しているとは思わないけれど、多額の出費が倒産でパーになってしまったら怒りを通り越して絶望行進曲だろう。

  • 作家になれないなら、評論家になる?!

プライベーターの思惑

自費出版は費用面でムリそうだ。 自筆の小説を出版社に持ち込んだり、何度か応募したこともあったけど選考過程で毎回落とされた。 自分に作家は向いてないのかなあ?
そうだ! これまでの読書量を活かして、いっそ、評論家になろうかしら?

リエーターになれないならば、逆に、他者の作品の批評側に立つという鞍替えもアリ。 作家くずれの批評家と揶揄されてでも、何かを論評することは意味があると思うから。

  • 目的は何か?

伝えたい何かがあるから文章を書くのか? 本を出版したいから文章を書くのか? それとも両方か? いったい何のために書くのだろう。

  • ブログではダメなのか?

表現手段として、「ブログは選択肢になる」と私は思うけど、どうしても本のカタチでなくてはならない人達は自費出版も選択肢に入るのだろう。 この話は、id:kanimasterさんが詳しいでしょう。

媒体としての本にこだわるのは、「自己表現の永続性を考えると、紙が最強。」という判断なのかも? Webサイトは、いつ消えるか分かりませんからね。

ブロガーの権威の話から、かなり主旨が逸れたので以上。

  • で、ブロガーの権威話に戻ると

ブロガーに権威が確立し、「ブログを開設すればモテる!」という噂がクチコミで広がり、オレもオレもと殺到。
本年度の山本一郎賞はオレがいただくぜ?
キャー、ステキー! トラバを打ってください♪
どうだいキミもブログを始めてみないか?

↑なーんてことになるのかな、ならないのかな。

  • 参考
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