書きたいけど書けない人
昨夜(2/24金)、友人Nさんと飲む。 会話の中で友人Nさんが「オレもブログを始めてみたいんだ。」と言われたのであるが……
友人N:「でも、何を書いていいのかが分からない。」
TAKO:「書きたいテーマとかはないんですか?」
友人N:「テーマは特にない。」
TAKO:「ぢぁあ、TVのニュースを見て思ったことを書けばいいのでは?」
友人N:「それって結局は自己満足でしょ?」
TAKO:「まあ、そうですけど。」
友人N:「書きたいことはないんだけど、とにかくブログをやりたいんだ。」
TAKO:「やらないほうがいいですよ。」
- 似た事例として
例えば、「会社を辞めようと考えているんだ。」と誰かに相談する人は、実は辞めようなんて思っていなくて、もしかすると、「辞めちゃダメだ!」と引き止めて欲しいと思ってるかもしれない。
本気で辞めようと考えている人は、ある日突然、黙って辞表を提出するもの。 自分の行動は自分で決定する。 誰かの意見を参考にすることはあっても、決めるのは自分自身。
何か書きたいこと、伝えたいこと、主張すべきテーマを持っている人は、「ブログを始めたいんだけど…」とは言わず、とっくに開設して記事を書いているハズ。
- 人は流されやすいもの
とは言え、人は流行に流されがち。 最近、話題だから流行っているみたいだから、という理由でブログを始めようとするその気持ちは理解できる。
誰かのブログを読んで、「面白い!楽しそう!自分もやってみたい書いてみたい!!」と、興味を持つのは良いこと。
- 会話の続き
友人N:「TAKOちゃんは『書ける』からいいよね?」
TAKO:「そうですか? 本は全然読んでませんけど。」
友人N:「読書量の問題ぢゃないよ。」
TAKO:「うーん。」
TAKO:(自分では普通に書いてるだけなのに、なんで『書ける人』と言われてしまうのだろうか?)と思った。
私は、その友人のブログを読んでみたい、と思っている。 もし、開設されたら、だけど。
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正直、4まで行く人はかなりいい方です。100字くらいは書けるし、言われがちなこと=一般論をとりあえずおさえているから。でも、1とか2で止まっちゃう人もいる。1行も書けない。1文字も書けない。思考停止。
Happy Days # 「読めない」と「読まない」
その1行も1文字も書けない人達の中にも、「ブログを始めたい!」と思っている人はいるかもしれない。 で、実際に開設してみて徐々に書けるようになってくれれば良い。 書いていく間に、だんだん、自分の言いたいことが伝わって、うまく書けるようになるかもしれないから。 また、書くテーマを探すためにアンテナを高く張るのも良いこと。
ただし、ブログの更新は義務でもなんでもなくて、余暇時間における趣味の範囲だと思う。 無理して書く必要はない。
私は最近、ネットにつながる時間がなくて、読むだけで終わっている状態。 友人のNさんとは違う理由で、私も「書きたいけど書けない」でいる。
だから相談者に最初に確認すべきことは、「本当に書きたいの? 誰かに洗脳されているんじゃない? ブログなんか書かなくても幸せに暮らしてる人の方が多いよ?」ということなんじゃないか。
備忘録 2006-02-23:書けないなら、書かないという道もある
私も、誰かに洗脳されて、ブログを書かされているのかもしれない。
ゴルゴムの仕業なのか?