信じちゃダメよ

  • クルマの運転のこと

道路を走ってる時、多くのドライバーは「対向車が突然、自分側の車線に飛び込んでくるハズがない」と互いに信じ合っているから運転できるワケです。
道交法のルールを皆が守っている、という信頼感がなければ怖くて走れません。 他人が信用できなくなっている現代社会において、ドライバーは無意識に「他人を信用して」運転しているよね。
時々、「世界はオレのものだ!」と言わんばかりに傍若無人な運転をするバカがいて、特にベンツとかセルシオとかの高級車に目立つのだけれど、ああいうヘタクソな運転をする人達って、きっと、他人を信頼しきっているんだろうな、と思う。 つまり、「周りのクルマが避けてくれるだろう、オレの存在を見てくれてるだろう」と、信じているからこそ、ウインカーも点けずに平気で車線変更ができるのだろうな、と思う。
自己チューな運転をするヤツは、「自分勝手で、他人を信頼していないヤツなんだ」と思われがちだけど、実は、「他人を完全に信用し頼ってるから、自分勝手なコトをやっている」だけなのかもしれない。
もう少し、他人を、周りのドライバーを疑ったほうがいいよ。 それと、傲慢なあなたは「オレは運転がうまい♪」と思い込んでるのかもしれないけれど、あなたが方向指示器を点けずに車線変更できたのは、周囲のドライバーの運転がたまたま上手だったからであって、そうでなければ今頃は事故っていたんだゾ。 カンチガイするなよ?